菊は秋を代表する花です。日本で発展した品種を和菊と言い、西ヨーロッパで発展した品種を洋菊と言います。 菊はもともと外来種で、平安時代頃に用いられたようです。宮中では、菊の節句と呼ばれる重陽の節句(旧暦9月9日)が明治時代まで行われていて、現在は皇室園遊会(観菊御宴)として行われています。 世界的にはフランス、ポーランド、クロアチアの一部のヨーロッパ諸国で、白菊が墓参に用いられているそうです。中国や韓国でも葬儀に菊が用いられることが多いらしいです。 日本でも古くから仏花や献花として菊が用いられてきました。 香は葉の方が強く、お線香のような香がします。おそらく、心を落ちつかせる効果があるのだと思います。
HOME
▲TOP
Copyrights (C) foretfond , All Rights Reserved