2017年、「やさしい栄養教室」初夏編は、いつもながら大切な貧血の勉強会でした。
最近は栄養素の大切さをメディヤでも取り上げられているのですが、
私がこの仕事を始めた頃はまったく認められていませんでした。
ある日、ひどい貧血の方が皮膚の問題でいらっしゃいました。
ヘム鉄のサプリメントを飲むことを勧めましたが、ひどく怒り、
「私は自然療法をしにきたのに、サプリメントを飲むためではないわよ!」
とおっしゃられました。結局、何もできませんでした。
自然療法というと当時、東条百合子さんという先生が書かれた本しかなく、
自然療法に関する社会の認識がその中にあるようなことだと思われていたようです。
さて、お楽しみのお料理は季節柄山菜にしました。
フランスから買ってきたクリーム、トリュフ塩、オレンジ風味のマスタードなどを使い
東と西のマリアージュになりました。

フキみそのおにぎり
山菜の天ぷら
うるいのグラタン
わらびの卵とじ
ウドの酢味噌合え
赤こごみの白和え
フキと京揚げの煮つけ
フキの皮のきんぴら
天然ぶりのオレンジマスタード焼き
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