広葉樹の葉が落ちる頃、ヒバの葉は緑が一段と目につきます。 針葉樹の葉は唐マツなどを除いて、落下することがないので、雪深い地域では、深い緑の葉に降り積もった雪が美しく映えます。 ヒバは香が深い森のようなαピネンの香がします。青森が有名ですが、能登半島でも広く造林されていて、「アテ」と呼ばれているそうです。 アスナロ属の変種として考えられている説もヒノキ属としている説もあります。 青森でヒバと呼ばれるようになったのも遠い昔ではありません。 ヒバに含まれているヒノキチオールは抗菌や防虫効果があり、ダニの繁殖も防ぎます。 材木としても優れているようで、中尊寺はヒバを用いて建てられています。
深い森の香はストレスを和らげ、心が落ち着きます。
なかなか高価な材木なので、ふんだんには使えませんが、木くずなどをネットに入れて、クローゼットにつるしておくのもいいですね。
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