7月 さわやかな柑橘で夏を楽しみましょう
今年は梅雨があまり感じられませんでした。7月に入り、去年の暑さが記憶によみがえります。
それに加えて節電で、どこも生ぬるい感じのジトーとした暑さが身にこたえます。
気持ちと体をリフレッシュするようにかんきつ類を活用してみましょう。
かんきつ類のさわやかな香りで身も心もリフレッシュ
冬には温州みかんがあったかいお部屋の中で甘くておいしいです。
夏はスッキリとした甘さと少しの苦味がある甘夏やグレープフルーツなどが、湿度のある夏の暑さに対抗するのにうってつけです。
オレンジ類なども渇いたのどを癒しますが、少し苦味が入っていると後味がスッキリする気がします。
かんきつ類には酸味のクエン酸やビタミンCも含まれているため、疲労物質を早く解消し、日焼けの還元作用もあります。
そして、水分をたっぷり含んだ果肉は、汗をかいた体にうれしいごちそうです。
アロマではオレンジ、レモン、グレープフルーツ、マンダリンオレンジなどがおなじみです。
アロマのかんきつ類のオイルは圧搾といって皮をつぶしてにじみ出るオイルを集めます。
私たちがオレンジやグレープフルーツを手でむいた時に、手のひらにつくさわやかな香りのオイルそのものです。
夕方、一日の終わりにその日の仕事と自分を切り替えるためにかんきつ類をとります。
そうすると、かんきつ類特有の自律神経を整える働きのために、心と体が弛緩して仕事の緊張がほぐれてきます。
モードチェンジをするにはとてもよい素材ですね。
※かんきつ類のオイルは直射日光にあたると、つけたところがシミになります。外出する時には気をつけましょう。
グレープフルーツのおやすみタオル
睡眠にはラベンダーということはよく知られています。
かんきつ類もおやすみを心地よくするツールになります。
うつ病のまたはうつ的な方にレモンなどの精油が状態を緩和しますが、うつ的な状態は不眠をともなっていることが多いのです。
そんな時にレモンやグレープフルーツ、マンダリンオレンジを使ってみましょう。
それぞれ少しずつ働きが違いますが、自律神経を整えて心と体を解き放つことは共通しています。
氷を入れた水を洗面器に用意します。
そこにグレープフルーツかレモンのアロマオイルを数滴入れます。
タオルを水に入れてしっかりと絞ります。
その絞ったタオルをたたんで、首の後ろに当てます。
冷たさと香りで心地よく涼むことができます。
お休みになる時は、タオルにラップを包んで首の後ろにあててお休みになると、水もれが心配ないです。
神経が過敏になっていると、首の後ろが熱くなる傾向にありますので、心地よく冷やしてみましょう。
ぐっすり休んで明日また頑張りましょう。
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