7月 ひまわり
ひまわりは向日葵、日回り、日輪草とも言います。いずれも太陽と円を伴ったニュアンスです。
よく知られているように、ひまわりは太陽を追ってその顔を向けていきます。
以外なことに、太陽を追って動くには、成長が盛んな若い時期で、完全に開いた花は東を向いたままでいるそうです。
年を老いても、太陽を待っているのですね。
原産は北アメリカで、紀元前からネイティブインディアンの方々の重要な食糧でした。イタリアなどヨーロッパの映画に登場するイメージがありますが、持ち込まれたには、1510年、スペイン人がマドリードの植物園に運んだのが最初らしいです。
土地が合ったのか、栽培が盛んになり、今では5割がヨーロッパで生産されています。
イタリアを南北に貫く太陽の道という道路がありますが、両側がひまわりの畑で、夏には延々とひまわりを見るという壮観な風景です。
ひまわりはフラワーエッセンスにもあります。父性的な愛情を補う働きがありますが、FESのパトリシアさんから興味深いお話しを聞いたことを覚えています。
「リタイアしてハワイに移住した人がいました。のんびりと過ごそうと思っていましたら、うつ症状になりました。太陽がいつもサンサンと照り、ストレスも刺激もない場所にいたら、かえってうつ症状になりました」ということです。
潜在的にはこの方の心情にいろいろあったと思いますが、ひまわりのエッセンスを用いたそうです。
人は時として以外なことが起きます。
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