ツゲは常緑の低木で、小さなツヤツヤした葉をたくさんつけます。 ヨーロッパのツゲはセイヨウツゲで、Buxus microphylla と言い、小型の種で垣根に用いられます。また花壇の縁取りにされます。 このツゲは古来葬礼とかかわりがあり、墓地にはツゲの木を植えるそうです。 イギリスの湖水地方では棺と一緒にツゲの枝を埋葬します。
日本でも西洋でもツゲは細工木材であり、さまざまな木細工があります。 もともとコリント人はツゲを使って、ピュクシス(木箱)を作っていました。 なので、学名は化粧箱を意味するBuxusです。細工の中には、印章、チェスの駒、弦楽器、バグパイプがあります。 近所でも垣根で西洋ツゲを見かけます。小さなツヤツヤした葉が特徴です。
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