セブン・センス【17】 三輪明神 大神神社(おおみわ 神社)
大神(おおみわ)神社は奈良県の人里離れた場所に静かに位置する日本最古の神社です。
伊勢神宮に祀られておられる倭姫が、お参りした最初の神社が奈良の大神神社です。
ご祭神は大物主大神(おおものぬしのおおみかみ)です。
人間生活すべての守護神で、また方位除けや医薬や治病、そして酒作りの神でもあります。
古事記によりますと「大物主大神が出雲の大国主の神の前に現れて、国造りを成就させる前に、三輪山に祀られることを望んだ」とされています。
配祀として、大巳貴(おおなむちのかみ)、小彦名神(すくなひこのかみ)をお祭りしています。
ご祭神であられます大物主の大神は三輪山に鎮まるため、古来より本殿は設けずに、拝殿の奥にある三つ鳥居を通して三輪山を拝します。
859年には神階は最高位の正一位になりました。
三輪山の山中には神霊が鎮まる岩が点在して、磐座と呼ばれる信仰の対象となっています。
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