フィトテラピーのナチュラルヘルス(65)
ぎんなん(銀杏) イチョウ 科 イチョウ 属
秋も深まると、イチョウの樹に鮮やかに黄色に色づいた葉を楽しみます。
プラチナストリートはイチョウ並木なので、あたり一面黄色になります。
イチョウの葉も銀杏も薬用効果が高い植物です。
白い外皮を取り除いた気味が勝った果実が食用銀杏です。これを白果仁と呼び、『本草綱目』には、咳、痰、気管支喘息に効果がある鎮咳痰薬として記載されています。
銀杏は熱を加えていただいた方が安全です(もちろんですが)。
栄養価として、糖質、リン、カリウム、カロチノイドなどが目立っています。
葉は脳血流の改善をうながします。また防虫・抗菌作用があるので、本などにはさんでおくと、黄色がいつまでもあせずに、防虫できます。
落ちている銀杏にはかぶれを起こす作用があるので注意しましょう。
お料理
銀杏と白菜の海鮮甘酢いため
材料: ホタテとエビ、白菜、銀杏、タケノコ、インゲン
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