フィトテラピーのナチュラルヘルス(52)
ベビーコーン イネ科 トウモロコシ属
ベビーコーンはとうもろこしの仲間です。トウモロコシは米、小麦と並ぶ世界三大穀物のひとつなので、成分としては炭水化物が主なものですが、体の活性化に必要な亜鉛が多くふくまれています。
ベビーコーンもそうです。
ヤングコーンとも言い、生食用の品種の余分な芽を若いうちに摘み取ったもの。
水煮にして販売されているものをよく見ます。
先日、日本の農家で栽培されている生のベビーコーンを手に入れる機会があり、おいしくいただきました。
ベビーコーンには、夏に需要が増大してくるビタミンB群も多く含まれています。
またトウモロコシの甘味成分のひとつのオリゴ糖が腸の働きを良くしてくれるので、代謝系に作用する嬉しい食材です。
原産地はアメリカ北部からメキシコあたりと言われています。BC 5,000年までに、南北アメリカの主要農産物になっていました。
マヤ文明やアステカ文明においても主要な役割をはたしていました。
特に、祭祀や儀礼に用いられる酒(チチャ)の原料でもありました。
日本へは1500年後半にポルトガル人によって長崎にもたらされたのが最初と思われています。
ベビーコーンを巻いた甘くない卵焼き
材料:ベビーコーン(ゆでたもの)6本、卵3個、出汁大さじ2杯、みりん大さじ1杯、塩少々、お醤油少々、片栗粉小さじ1杯
ベビーコーンは半分に切っておきます。
卵をボールに割ってからかく軽く混ぜておきます。
そこに出汁、みりん、塩、お醤油を入れて、また軽く混ぜます。
片栗粉も入れて混ぜます。
サラダオイルを引いたフライパンで卵焼きの要領で巻きますが、最初の卵を流し時に芯にベビーコーンを入れて、巻いていきます。
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