春は一年で一番植物の生命力が強い季節です。 植物はこれから成長しようとする力を蓄えているので、成分が凝縮しています。 ビタミンやミネラルも豊富に含んでいます。 苦味があるものもあります。 これには冬の間に体にたまった毒素を出す働きがあります。
軽井沢に酵素を作りに行きました。 今年は寒さが続き、例年より新芽の出る時期が遅くなりましたが、それでもタンポポの葉や小さなスミレは顔を出していました。 フキ、フキノトオ、山ウド、こごみ、菜花、春キャベツ、アスパラなどはそろえて持っていきました。 軽井沢では、散歩の途中で見つけた雪で倒れた松の木からマツ葉をとり、倒れた唐松の葉もいただき、摘んだ野草も入れた酵素を作りました。 春の野草は苦味が強いので、発酵期間を長くしてから飲むのがよいと思います。
家に帰って、日当たりのよい窓辺に置きましたら、一日でかなり発酵してきました。 春の植物の力強さを感じる酵素になりました。
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