フィトテラピーのナチュラルヘルス(53)
ズッキーニ ウリ科 カボチャ属
ズッキーニは、イタリア料理が日本でもよく食べられるようになってから見かける野菜です。
キュウリに似ていますが、カボチャの仲間です。加熱をすると、美味しくなります。
原産地はアメリカ南部やメキシコで、16世紀にヨーロッパに渡り、19世紀後半にイタリアで品種改良されて、今の形になったようです。
ビタミンCやカロテン、亜鉛などが豊富で、免疫力を高めます。
茎は星型になっているので、野菜の星スタンプにもできます。火を通すと、すぐ柔らかくなります。ソテーやグリルの他、グラタンやラタトゥユなどにも用いると、甘味が増したお料理と変化します。
ラタトゥユ
材料:トマト2個、ズッキーニ1本、赤パプリカ1個、玉ねぎ2分の1個、
なす1個、ニンニク1かけ、ローリエ1枚、ブイヨンの素大さじ1杯、
オリーブオイル、塩少々
トマトは湯むきして皮を取り除く。ズッキーニ、パプリカ、なすは2センチくらいの幅に切っておく。なすは水にさらしてアクをとっておく。玉ねぎはザく切りしておく。
鍋にオリーブオイルを大さじ2杯入れて、ニンニクをいためる。焦げないうちに取り出して、トマト以外の野菜をいためる。火がとおったら、トマトを入れて、ローリエとブイヨンの素も入れる。弱火にしてしばらく煮込んでから塩を少々入れて、火を止める。
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