フィトテラピーのナチュラルヘルス(23)
トマト
現在、トマトジュース専門のお店ができるほど、トマトの種類も加工品も豊富になっています。
トマトの原産地は中南米といわれ、これが大航海時代にヨーロッパへ伝わり、栽培されるようになってからまだ200年と経っていません。
強壮効果のあることから、「ラブアップル」とも言われ、危険な秘薬とされてきたようです。
日本で栽培されるようになったのは、関東大震災後のこととされています。
赤い汁がでて独特の風味になれるまで時間がかかったようです。
トマトは体の中にたまった熱を冷やし、腎臓の働きをよくして、老化を遅らせます。
血液の流れを整え、血圧の安定や血管も保護します。
トマトはなすとも相性がよく、夏のフリーラジカルを低減します。
トマトのグラッセ
赤く熟したトマトを甘く煮てグラッセにしてみましょう。
冷たく冷やしておやつに食べます。
湯むきしたトマトにお砂糖をかけておきます。
トマトの水分がでたら、焦げ付かないようにそーっと10分くらい煮ます。
ガラスの器にトマト、レモン汁を注ぎ、ミントの葉で飾ります。
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