フィトテラピーのナチュラルヘルス(48)
小豆(あずき) マメ科 ササゲ属
あずきは中国最古の薬学書『神農本草経』にあずきの煮汁が解毒として用いられたという記述があります。
当時、あずきは食べ物というより薬剤として考えられていました。
そのため、王様や貴族が食していたようです。
日本には3世紀頃、薬として渡ってきました。
昔、赤色は太陽や火、血など生命を象徴する色と考えられていました。
なので、特徴は食材として邪気を払い、身を守る、として行事や儀式など宗教的な事柄にも使われていました。
特別な日の(ハレの日)に米にあずきを入れて炊く赤飯は江戸時代に広まったそうです。
体を温める作用(利尿作用)や脂質の代謝を促進する(サポニン)作用貧血を和らげる作用などがあります。
あずきはタンパク質で、そのほかビタミンB1、B2、カルシウム、鉄、ポリフェノールがあります。
解毒を促す飲み物
材料:あずき30グラム、500ccの水、塩少々
上記の分量で小豆を弱火で煮ます。
水が半分になるまで煮て火を止め、塩を少々入れます。
その煮汁を飲むと、アルコールの分解に役立つと言われています。
|