フィトテラピーのナチュラルヘルス(32)
ニガウリ(ゴーヤ) ウリ科 ツルレイシ属
ニガウリ(ゴーヤ)は熱帯地方が原産の野菜です。沖縄ではゴーヤと呼びます。
沖縄では古くから食べられていた食材のようです。
独特の苦みはモモルデシンというフラボノイドの一種によるものです。
苦みには胃酸の出をよくして、食欲を増進し、肝臓の機能を高め、抗酸化作用や体のほてりをとりさります。
まさに、食欲が落ちる夏季においしく感じられる食材です。
食事には五味(酸、苦、甘、辛、塩)があります。
苦みのあるものをとる機会が少ない夏場には食べたい野菜です。
ニガウリは食べると、食後にゆったりとした気持ちになるので、「君子菜」とも言われています。
療養効果の高い野菜です。ビタミンCやカリウムが豊富に含まれています。
ニガウリとシーチキンのサラダ
材料/ニガウリ1本、シーチキン1缶、(ソース)マヨネーズ、白みそ、すりごま
ニガウリは表面のイボをそぎ落として、縦に割り、中の種をとりのぞきます。
薄切りにして、熱湯でゆでてから、冷水にひたします。
シーチキンとニガウリを混ぜて、器に盛ります。
ソースを作ります。マヨネーズ大さじ2杯に白みそ大さじ1杯を合わせて混ぜます。
そこにすりごまを少々入れて、ソースとして一緒に出します。
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