フィトテラピーのナチュラルヘルス(34)
キシメジ科 エノキタケ属
エノキタケは古くから榎(えのき)の木や柿の木に自生していたキノコです。
もともとはぬめりがあって、ナメコに似ています。
よく流通されているのは、白く細長いもので、栽培されているエノキタケです。
エノキタケはシイタケより豊富なビタミン群を含んでいるために、お料理に 使うと、お出しのようなウマミが出てきます。
そして、アルコールの分解や疲労回復に役立ちます。
多く含まれている栄養成分はカリウム、ナイアシン、ビタミンB1です。
中華料理にはあまり登場しないので、日本で多く食べられている食材ではないかと思います。
ビタミンB群が多く含まれる豚肉と合わせると、夏の疲れをいやすお料理になるでしょう。
エノキタケの豚肉巻
材料: エノキタケ1束、豚肉数枚、調味料(酒、みりん、だし醤油、塩麹)
エノキタケ1束は不要なところを切って、数個に小分けしておきます。
豚肉は薄切り肉を使用します。片面に小麦粉を振っておきます。
小麦粉を振った側が内側になるように、小分けしたエノキタケを巻いていきます。
フライパンに油を敷いて、中火でエノキタケの肉巻きを焼いていきます。
表面全体がきつね色になるように回して焼きます。
そこに、酒(大さじ1)、みりん(大さじ1)、だし醤油(大さじ1)、塩麹少々を入れます。
煮詰めて味がしみたら火を止めます。
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