フィトテラピーのナチュラルヘルス(58)
セージ シソ科 アキギリ属
セージは薬用サルビアとも言います。サルビアの花は赤いのをよく見かけますが、薬用サルビアは青い花を咲かせます。
サルビアという名前はラテン語のサルウァーレ=治す、救うというところから来ています。
古代ギリシャのディオスコリデスも出血、切り傷、熱病、尿道結石、女性のための薬として用いていました。
12世紀のドイツの修道女ヒルデガルドもよく用いていたそうです。
薬用サルビアは、花と葉を用います。まず、血液循環をよくして、神経系統の働きを高めます。
強壮作用もある反面、利尿作用やケイレンを和らげる働きの他、熱を下げる働きもあります。
抗菌作用もあり、口腔内の問題に対して、うがいや外傷に対して湿布としても使うことができます。
ハーブティーで
「強壮、消化促進、内臓やホルモンバランスのために」
【材料】
薬用サルビアの乾燥したもの 半握り(手の大きさは人によって違うので、その人の手が適している)、1リットルの熱湯
飲用・・・毎食後カップ1杯飲む。
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