フィトテラピーのナチュラルヘルス(29)
キャベツ アブラナ科アブラナ属
キャベツは古代よりイベリア半島で食されていた原種が、ケルト人に伝わり、ヨーロッパに広がったとされている。
当時から野菜というより薬草として利用されていました。
キャベツの語源は「頭」という意味です。
古代ギリシャや古代ローマでは、胃腸の調子を整える薬草として利用されていました。
現在でもキャベツから栄養ドリンクや胃腸薬が作られています。
ヨーロッパの民間療法では、キャベツに熱や膿をとる働きがあることから、炎症している部位にあてたり、痛みの部位にあてたりする方法があります。
9世紀には野菜として利用されるようになりました。
日本では江戸時代にオランダ人によってもたらされました。
キャベツなどのアブラナ科の野菜には抗がん作用があると言われています。
キャベツはビタミンCやビタミンUカリウム、カルシウムなどが多く含まれ、他のビタミン類やミネラル類も含まれています。
キャベツには筋肉や関節を守る働きなども伝えられています。
また、病気に対する抵抗力もつけることができます。
季節的に春キャベツのやわらかい葉がでまわっています。
生で食べても、お料理しても甘さがでます。
キャベツとベーコンのスープ煮
材料
キャベツ、ベーコン、コンソメスープの素
キャベツはざっくりと切り、ベーコンも3センチの長さに切っておく。
ベーコンを軽く炒めて、その中に水とコンソメスープの素も入れる。
キャベツをいれて、アクを取りながら煮る。
キャベツがしんなりしたら火を止めてこしょうを振ります。
器にキャベツ、ベーコンを盛り付ける。
ベーコンから塩味がでてくるので、特に塩は必要ないと思います。
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