西洋タンポポはダンディライオンと呼ばれています。 日本タンポポとは少し種類が違います。 外来種のこのタンポポは日本を埋め尽くしそうな勢いで増えています。 日本タンポポよりクキが長く、綿毛が軽く数も多いのが特徴です。 そのために、子孫を多く残すことができます。 日本タンポポは西洋タンポポがまだ飛んでこない山中に咲いて、春の日差しのような黄色を見せてくれます。
ハーブティーやお料理に使うのは、西洋タンポポ(ダンディライオン)です。 ハーブティーには根を用います。 サラダにはクキや花を用います。
ダンディライオンはフランスでは「ピサンリ」=おねしょ という名前がついています。 強い利尿作用を持っています。 花びらにはビタミンやCを含み、冬の間にたまった体の毒素を出します。 伝説によりますと、ギリシャ神話の女神ヘカテーは、英雄ペルセウスをタンポポサラダでもてなしたと言われています。 根は煎じてコーヒーのように飲むことができます。
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