フィトテラピーのナチュラルヘルス(19)
菜の花
早春に黄色の花のつぼみをつけた菜の花が、店頭に並ぶと、春のおとずれを感じます。
茎に少し苦味があり、春の野菜独特の風味があります。
菜の花は血液の流れをよくし、血液の浄化をします。
そのために、高コレステロール、血しょうや動脈硬化の予防にもなります。
体のほてりを鎮める働きがあるので、体を少し冷やします。
オランダ菜の花はケール(又は、オランダミズカラシ)と呼ばれていて、強い浄血作用があります。
ケールと呼ばれている野菜では、もうひとつアフリカの野菜があります。
アブラナ科 アブラナ属ですが、春に見られるアブラナ科の野菜は他にも数種類あり、花がついていないタイプです。
いずれも、味と効能は似ています。
花のついている菜の花はやわらかく、ゆでるとすぐやわらかくなります。
アク(シュウ酸)が少ないので、ゆですぎないことがポイントです。
ビタミンCやミネラル類が豊富で、ベータカロチンも多く含まれています。
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