肌寒さも和らぎ、汗ばむ日もある季節になりました。 6月は梅を漬ける季節です。 日本のような気候や日本人の胃には梅が合うようです。 リキュールに漬けたり、漬物にしたりと保存を考えて、応用範囲も広くお料理に使われてきました。 梅の酸味は疲労を回復して、繁殖しがちな雑菌を低減して健康に貢献します。
東南アジアに行くと、乾燥した果物をスパイスで煮込んだものが朝食にでてきます。 豊富にとれるスパイスと豊かなくだものの産地ならではの調理法です。 日本には梅が合うだろうと思い、オリジナルで考案しました。 南高梅を塩出しして、砂糖とスパイスでゆっくり煮込んで、ふっくらさせました。 汗ばむ季節に塩分を補給してクエン酸が疲労を回復します。上にのせたのは、松の実です。
ホテルの中華のコースの最後に出てきた冷やし麺です。 麺の上に梅がのってあるだけのシンプルな冷やし麺ですが、さっぱりといただけて新鮮でした。
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