フィトテラピーのナチュラルヘルス(16)
りんごとくるみ
りんごとくるみは季節の出合いものではないかと思います。
寒さを感じ始めた季節に、りんごは赤くなりおいしくなります。
そのような季節になると、寒い地方では特に塩付けの食材がふえてきます。
塩分(Na)が体に多く入る季 節に、そのバランスをとるかのように、カリウム(K)をたくさん含むりんごを食べます。
生の野菜が不足しがちな昔は、りんごが大変健康に貢献したと思います。
くるみもちょうどクリスマスの飾りつけが整う頃に、出てきます。
りんごとくるみの相性はとてもよく、お互いに補完することができて、食べた時の感触もよい組み合わせです。
古代ローマ時代には、くるみは健康と幸福をもたらす最高のナッツと思われていました。
ナッツ類全般にそうですが、ミネラル豊富でさまざまな栄養素を含みます。
くるみはオメガ3を多く含んでいるので、血液中のコレステロールを下げたり、脳の働きもよくします。
ちょうど、くるみの形状が脳に似ていることと関連があるのではないかと思います。
ベビーリーフのサラダにりんごとくるみを混ぜました。
これはさっぱりとレモンのドレッシングで食べるとグッド。
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