フィトテラピーのナチュラルヘルス(24)
とうもろこし イネ科 とうもろこし属
とうもろこしは穀物として食用にされている以外に、家畜の飼料やコーンスターチ、油、バイオエタノールの原料としても重要な穀物です。
祖先野生種が見つかっていないこともあり、不明な点が多い穀物です。
起源として2つの大きな説があるようです。
いずれにせよ、BC5000年頃には南北アメリカ大陸の主要な農作物となってました。
マヤ文明やアステカ文明においても、トウモロコシが栽培され、アンデス山脈地域でも重要な作物でした。
BC300年南米モチェ文明の黄金のトウモロコシ像が残されています。
また、アステカ文明でも、「センテオトル」というトウモロコシの神の像が残されています。
トウモロコシには穀物であるほか、たんぱく質類が多く含まれ、その他ビタミンA、B1,B3、葉酸、VC、カリウムなども豊富に含まれています。
アメリカネイティブ ホピ族の伝統的な食事。
ジャイアントコーンと羊の肉のスープ。
青コーンの焼きパン。それに青唐辛子の薬味をつけて。
写真左:黒いパンケーキがパンですが、油で揚げてあるような感じで以外とおいしかったです。
このほか、コーンの粉に墨を入れて、クレープのように薄く焼いたおやつがあります。
写真右:コーンのパンのサンドイッチ。ほんのり甘くて風味があります。
|